勉強時間

幸いにして私のいた歯科大学は勉強がかなりきつく必然的に沢山勉強する事になりました。そしてやはり勉強法に凝って、しかし成功しない人も沢山いました。

本人の要領の良し悪しは勿論あります。
しかし、意外と足りないのがそもそもの絶対的な勉強時間なのです。
病院実習で忙しい時、他の人より成績上げるために頑張って時間を作りました。
朝1時間早く起きて勉強し少しの暇もとったメモの復習などに費やしました。
勉強で成績を上げるにはやはりそれなりの時間が必要なのです。
それでも自分より成績いい人が2、30人はいた訳です。
きっともっと真面目に積み上げてきたか私の分からない努力をしていたのでしょう。尊敬しています。
集中した勉強時間でなければ意味が無いという方もいますがそもそも私のような勉強素人はとにかく勉強時間の確保が先でした。

歯科医師になるには

これは歯科大を卒業した後部活の後輩に贈った言葉ですがここでも同じことを書きたいと思います。それは


″どんな思想を持っていても5年までは何とか進級して6年生の1年だけ全力を尽くせ、そして5年までにやる事は体力作りだ″

です。
6年生の勉強は体力勝負です。体力があれば乗り切れます。なので運動部に入る事をオススメします。どんなに5年生まで遊んでも取り返せますし逆にどんなに勉強していても6年生をサボると落ちます。
低学年で学年トップ、しかし最後国家試験に落ちる例などいくらでも有ります。
歯学部に入りたいが浪人はしたくない場合、私立なら学費さえ払えればどこかには入れます。しかし現在歯科国家試験合格率は燦燦たる状況で、入学者人数に対する合格率は私立は特に悪いです。
この中で無傷で歯医者になるには最低上記の事を心がけてください。

画像をたくさん見ること

歯学部時代成績をあげようと色々模索した中で成績トップの友人の勉強法を真似させてもらったことがあります。

それは画像をとにかく見る勉強法。

歯科であれば基礎の他に沢山の器具、疾患名、治療法など覚えるものがとにかく沢山あります。

ではそれらの物を覚える時どうやって覚えているのでしょうか。

成績があまり振るわない方は教科書の字のみで覚えているケースがかなり多いように感じました。

覚える量は膨大で各科の教科書の厚さにも限界があります。

したがって画像は少ないです。

ではどれだけの学生が覚えた専門用語を語る時、頭のなかに正確なビジョンが有るのでしょうか。

専門用語は覚えたし定義も覚えたが姿形はわからないのでは不完全なのです。

不完全な知識の上に不完全な知識がかぶさる。悪循環ですね。

 

そこでどうしたかというと

・姿が思い浮かばないものはとにかく画像検索をかける

・症候群などまとめたほうが良いものは自分で画像集を作ってしまいそこに全部書き足していく

 

これだけでかなり勉強が楽になりました。

やはり専門用語に触れる中で絵が思い浮かばないのは脳にとってもストレスなのです。

また、実際問題として日本は個人情報保護の観点から教授側から症例画像をガンガン印刷して配るわけには行かないのです。スライドでは流れますしファイルはもらえても症例画像は消されるケースもあります。

なので自分で検索したり図書館で見たりするのが良いように感じます。

成績を上げた勉強法

歯学部時代4年生までは半分よりやや下の成績でした。

それが5年生の後半から上がりました。

というか医学部受験をしようと思い始め成績を上げねば始まらないと思い初めて模索したのです。

トップでは無いにせよ130人程度の学年人数のうち

20~40位あたりをうろつくようになりました。

どうやったか。

鉄板の勉強法など無いと思います。

気づいたのはそこそこ真面目に勉強していたが漫然とやっていただけで勉強法については全く無知だったこと。

そこで書店で10冊程度勉強法の本を読み中には怪しいものもありましたがとりあえずその中から自分に合いそうで気に入った物をやってみました。

なのでまず勉強法を色々知ること、それから実行してみること。

まずはそこからでした。

はじめに

こんにちは。高山大可と言います。

 

現在歯科医師で研修終了後再受験をし関東の某医学部に無事2年時編入で合格することが出来、今年から2回目の大学生です。

 

歯科学生時代の体験、受験勉強の時、医学部での生活で感じたこと考えたこと、書いていこうと思います。

 

ただ私は過去勉強においてトップレベルの成績だったわけではないので難関大学や再受験成功を保証できる内容ではありませんので悪しからず。

 

医学部歯学部の実際を少しでも感じて貰えれば幸いです。